2日目。朝食バイキングをたらふく食べた後、国際通りビルケンに駆け込む。靴ずれが痛いので思い切って新調。前回の夫と同じ行動だ。まったく学習しない夫婦。(旅は履き慣れた靴で!)救世主ビルケンのお陰でその後は快適な旅。近くのブルーシールではバナパコ味を。いくつも食べられそうなので自重。アイスは一日一個宣言をする。前に来たとき親切にしてもらった地元のお店が無くなっていたのでしんみり。親しくなった方たちに翌日観光案内してもらった、よき思い出が。



ホテルをチェックアウトして、車でR58を北上。浦添のアンティークエリアを観たり(アメリカ軍払い下げの家具は巨大)Jimmy'sでおっきなパンやケーキを素見したり(ドーナツはふかふかして美味しかった、と夫)しながら、やちむんの里へ到着。作陶されている敷地内に勝手に入って良いものやら気をもみ、遠慮気味に撮らせてもらう。ひなたに洗ったお皿が乾かしてあって、いいなと思った。ぶらぶら歩いて、前にたどり着けなかった作家さんの工房にもおじゃましたりも。売店は新しくなっていた。昔カウプレでいただいたお皿の相棒を探すのが目的だったのだけど、サイズが微妙でえんえん迷う。

 


残波岬へ。中の螺旋階段をくるくる登って展望台まで上がる。風が強くて帽子が飛んで行きそう。下をみると足がすくむ。なのに真下の岩場で地元の人が釣りをしているのがみえた。ひょえー ものすごく恐そう!この辺りは以前アメリカ軍の射撃練習場だったと確か説明書きにあったはず。岩場にみどりの植物がもわもわと茂っていて独特の空間。そして東シナ海 

  アリビア辺りの眺め。(付近でおもしろ写真を撮った!)


今帰仁(なきじん)城跡へ。世界遺産なのだそう。日暮れ前で人も少なく静かな場所だった。そういや前にも城跡に行ったねえ?と夫に尋ねると、沖縄には随所にあるのだという。今までは、ずかずかと観光気分で足を踏み入れていたけど、いろいろ本を読んで、神聖な場所におじゃましますという謙虚な気持ちで行こうねと旅前に言い合った。今自分がみている風景を昔の人もみていたのかも?と思うとぐっと来る。


ホテルに移動。アジア系の人が多い。部屋は古め。やたら広くてキッチンまで付いており滞在型マンションみたいな感じ。最上階でウェルカムドリンクをいただいて夜ごはんへ。ホテル付近に食べたいと思う場所がなくて彷徨った挙げ句、昭和な海の家風なお店に入った。その後、近所の巨大リゾートホテルを探訪。浜辺とホテルは自由に行き来可能。眠らないホテルという感じ。こちらはシーズンなのか学生ばかり。自分達のホテルに帰り着き、これまた広いバルコニーにイスを並べて夜景を眺めた。眼下は民家の屋上が並び、このままぴゅーっと空を飛んで行けそうな気分。残波岬灯台の灯りもみえた。

2日目おわり